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スーパーマリオワンダー感想

はじめに

  • Newスーパーマリオから10年以上経って出た2Dマリオの新作
  • マリオメーカーが登場し素人が作った多様なステージが遊べるようになった。
  • 3Dマリオ(3Dワールドやマリオオデッセイ)も2D的要素が意識的に入れられていて、どのように差別化するか気になった。

ワンダーフラワー

  • ほぼ全ステージに配置される。ゲットするとワンダーな現象が起きる。ワンダーシードという重要アイテムを取ると終了する。カービィでも似たようなギミックがあった気がするが、物量が桁違い。
  • ひとつの操作ギミックで多様な遊び方を提供するというのはシンプルでかっこいいが、色々難しそう。ならば、たくさん小粒なギミックを作ってしまおうという、開発力の暴力。
  • 多種多様なギミックの統一感を持たせるためのワンダーフラワー
  • 場が変化/マリオ(のアクション)が変化、どちらかか、その両方が起きる。

バッジ

  • バッジをつけるとマリオへの新しいアクションが追加される。
  • 例えば、2段ジャンプや浮遊ジャンプは、プロペラやマント・タヌキマリオなどのパワーアップアイテムによるものだった。あるいはキャラ(ヨッシーとかルイージ)でジャンプ力などが変わる。
  • それらをバッジということにして、ユーザーの選択制(しかも1個限定)にすることで、ちょっとした戦略が生まれて、それが楽しい。もっといろんなバッジがほしい。
  • バッジによってかわることは基本の運動能力、ジャンプ力やスピード(少し地味?)。ただ、パワーアップアイテムとの差別化も必要なので、塩梅が難しそう。newマリオのプロペラやヨッシーのような浮遊アクションはバッジに吸収された。飛び道具等の攻撃アクションはパワーアップアイテムが担当。

  • 敵の種類も多すぎ。それぞれの攻略しがいがある。
  • ボス戦がイマイチだったかも?あまりなかったような。戦艦は中ボスが出ず少し消化不良。

バルーンやオンライン要素

  • ステージ上にバルーンにしてアイテムを置くことができる。ボタン長押しすることで、それすらあそびになる。
  • 死んだ後、幽体で移動でき他人か看板に触ると復活。それもあそびにしている。

ビジュアルや音

  • マリオが初代のパッケージの絵のジャンプしてるポーズに近く最高。パワーアップ時のエフェクトも最高。
  • ピーチとデイジーの衣装がドレスで足が見えないので、アニメとしてちょっと退屈。
  • 音楽は最高。newスーパーマリオのほんわかした音楽が本当に嫌だった。
  • UIも最高。背景も最高。

おわりに

  • ワンダーフラワーとバッジがいちばんの発明でとても面白かった。そして操作していて気持ちいい。すべてのクオリティが高い。
  • なぜ2Dか?という点。3Dでも2D要素を包含できる。ただ、油断するとゲームは進化するたびに操作が複雑化していく。常にライトなゲームというのも必要なのだろう。
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