KITASENJU DESIGN BLOG

memo, html, javascript, unity

良さの基準1

良さの基準を教えてくれと言われて、言語化が難しかった。 一個いい例を見つけた。オルタナなウェブデザインが好きである。

ウェブデザイン

ウェブデザインを良く見るのが好きで、昔はFWAをみてた。Flash全盛期だったのでだいたいFlashサイトだった。 毎日、いいサイトが選ばれて掲載されているようなサイト。 で、Flashが衰退しはじめたくらいからAWWWARDSっていうのが勢力を増してきて 今はAWWWARDSがいいサイトのお手本というか権威的な存在になっていると思う。

AWWWARDSのなかにも探ってけばいいサイトがあるんだけど、全体的につまんなくなってしまった。 価値観が固定化されてるような雰囲気を感じてしまったからだ。 メニューがあって、大きな写真があって、スクロールするとちょっとギミックがあるような。 そういう枠のなかで、いいものを作ることにも価値はあると思うが、自分はつまらなくなってしまった。 自分は主にプログラミングやインターネットを使うことによって生まれる新しい表現に興味があったからだ。 今そういった実験は、ウェブだけじゃなく、ゲーム、インスタレーション、AR・VRスマホアプリなど、当時よりもさまざまなプラットホームで行われていると思う。

Flash時代のFWAは今思うと結構めちゃくちゃだった。 3Dコンテンツもあれば、縦長のウェブもあれば、映像メインみたいのもあるみたいな感じで。 だから今より、多様性があった、あるいはカオスだった。

そうなった原因

ツールの問題

HTMLでなんか作ろうと思うとレイアウトが似る。変なレイアウトにするのに手間がかかる。 また、複雑なコンテンツを作ろうとするとFlashよりも開発が大変。

時代の問題

昔ほどWebに奇抜なデザインや新しさが求められない。スマホが普及し、小さな画面でちゃんと情報を伝えるという面が、主になった。ウェブが新しいメディアじゃなくなって、新しいもの好きの人が減った。

そんななかオルタナティブなデザインを作ってる人がいる

そういうもののカウンターとして、いまだに奇妙なウェブサイトを作っている人がいることを知った。 hallointer.netやhoverstatsに掲載されてるようなサイトだ。 ある種、アングラ感がある、トレンドに流されない、トレンドを疑う、実験精神を持った人たち。 そういう人たちは自分の固定化された見方を覆してくれるというか、つまりアート性を感じてしまうというか。フレームの中で良いものを作るというのが王道的なものなきがする、フレームを壊すのは邪道。そういう邪道的なフレームを壊すような表現が好きなのかもと思った。 あと成熟した分HTMLあるあるをフリにして、変なことをしたときの振り幅もある。

https://github.com/kitasenjudesign/bookmarks/blob/master/list/AlternativeWebDesign.md

以上

自分が良いと思う基準の一例です。

"FOOTER"